政治家インタビュー

YouTube広告とバナー広告で政治活動の効果が数倍に!?地盤ナシ!知名度ナシ!初挑戦で掴んだ選挙戦の戦略とは?

奈良県議会議員 永田ゆづるさん

奈良県議会議員
永田 ゆづるさん

編集部:

ネット広告(バナー広告&Youtube広告)を積極的に使おうと思ったきっかけを教えてください。

永田氏:

他の候補の方が「やらなさそう」だったからです。私の選挙区は定数が11名、候補者が19名でした。有権者さんからすると、誰が誰か分からない状況だと思うんです。
また私は、今回が初めての選挙で、地盤も知名度もありませんでした。どうやったら知ってもらえるだろう?と考えた時、TwitterなどのSNSや辻立ちだけだと、政治に関心のある方にしかアプローチできないとも感じていたんです。
だからこそ、こちらから広くアプローチできるネット広告を積極的に使いました。
私自身が若い候補で、キャッチコピーも「新しい風を、県政に」であったため、新しい技術を使えることの実証にもなるかな、とも思いましたね。

編集部:

実際、使ってみていかがでしたでしょうか?

永田氏:

想像以上にやって良かったですね。私は選挙前の半年以上前から戸別訪問を実施しておりました。半年で2万4千軒ぐらい訪問したと思います。戸別訪問開始当初は全く相手にされないことも多かったのですが、Youtube広告を実践し始めた頃から明確に変化を実感しました。
戸別訪問では1日に約200件訪問、50件ぐらいの方とお話しをします。そのうちの10〜15件ぐらいの方が、「見たことある!」と、私を知っている状態から話が始まるんです。
ちょうど、戸別訪問が2巡目だったタイミングでもあったためか、訪問した際に「どんなことがしたいの?」とお話しができる方も増えるようにもなりました。

編集部:

他にも実感したことはありますか?

永田氏:

あるお宅を訪問した時に10代の女性が出てきてくれたことがあります。私を見るなり「あ、NHKの人や!※」と声をかけてくれたんです。この時、広告が届いているなーと実感しましたね。(※私は元NHKの報道記者であったことをYoutube広告で表現していました)
また、ポスティングや訪問ができないマンションやアパートにもアプローチできた点も良かったな、と感じています。

編集部:

ネット広告を使いこなされていますね!元々、ネット広告に関する知識もあったんですか?

永田氏:

いえ、実は全く知りませんでした(笑)使い方や、活用に関する法律、バナー広告やYoutube広告の活用状況などは選挙ドットコムさんから教えてもらいました。
ネット広告は、長期間配信したことでデータが蓄積され、より効率的な配信ができるようになったと感じましたね。

編集部:

今回、決して楽な選挙ではない情勢だったかと思うのですが、永田さんご本人の手応えはいかがだったでしょうか?

永田氏:

辻立ち中や知り合いには、「落ちる」「アホじゃないか」「NHKにいた方がいいよ」と散々言われましたね。
だからこそ、できることは全部やろう!と思って選挙戦に臨みました。

編集部:

次回の選挙でもネット広告を使いたいと思いますか?

永田氏:

絶対に使いますね。もちろん、ネット広告だけで選挙戦が戦えるとは思えません。しかし、戸別訪問時や辻立ちの際に、「知ってもらえている」のは重要なポイントです。
また戸別訪問後、何ヶ月も会えない人もいらっしゃいます。ただ、ポスティングや辻立ち、バナー広告、Youtube広告でも見てもらえることで、各活動の効果が何倍にもなったように感じますね。

2023.07.08 取材